実は4月下旬ごろからアルバイトを始めたのだが、何をしているのか
まだ書いていなかった!
最近ほかのバイトの話もちょこちょこ、お誘いいただくようになったので、そろそろ書いておかないと、記事にする前に卒業してしまいそうだから、取り急ぎ書いておこう。
4月というと、イタリアに住み始めてまだ半年もたたない時期で会話がおぼつかないので接客は無理だが、ヴェネツィアなので観光客向けの仕事がたくさんある。
その中で「旅行者向けのアパートをそうじする」というのがやっていた仕事。
アパートの持ち主が小さいお子さんのいる夫婦なのだが、奥さんが日本人なので仕事の伝達も日本語でOK
ヴェネツィアにはピンからキリまでたくさんホテルがあるが、それ以外にもB&Bや、アパートの一部屋を貸し出すものなどさまざま。
「Booking.com」で探せるよ。
4人以上の家族旅行なら、こうしたアパートを借りた方が経済的。
ガスコンロや電子レンジを完備している宿が多いので、外食のコストも抑えられる。
バイトの賃金は1回30ユーロ。
3~4時間かけて、シーツを替えたり掃除機をかけたり、人数分のバスタオルを用意したりする。
意外と皆さんきれいに使ってくれるので助かるが、朝チェックアウトして、午後次のお客さんがチェックインだと時間が少ないので焦る。
一応3時間で終わらせられるということになっているのだが、
結構急がないと3時間じゃ終わらないからな・・・。
というわけで「時給10ユーロ」らしい。
イタリア人の学生に聞いたら、時給10ユーロは一般的な相場で、良い金額とは言えないそうだ。
でも、日本よりもずっと食べ物や家賃の物価が安いから、10ユーロの価値は大きく感じる。
そう考えると日本のアルバイトの時給は相当低い。
都道府県ごとに定めている最低賃金が低いということだが・・・。
一日8時間労働で週5日働いて、例えば埼玉県の最低賃金で暮らせるのかどうか・・・ 国保や年金、住民税や所得税など控除されることを考えると厳しそう・・・
大学時代の友人が都内の某区役所でケースワーカーをしているので、
生活保護の支給金額について聞いたことがある。
実際の計算は相当複雑らしいが、国保と医療費、年金、住民税が免除になって、住居費含めて大体これくらい・・・という話を聞くと、フリーターやってるより豊かになってしまう、なんていう逆転現象にはならないんだろうか?
まあ実際は、生活保護受給者の多くが精神障がい者で働きたくても働くことのできない人だから、金銭面だけで単純に比較のできるものじゃないんだろうけどね。
国の進める障がい者雇用促進法でも、今までは精神の人は企業の義務から外されていたから――来年あたりから変わるみたいだけど。
でもまあイタリアで暮らしてみて、日本にいたころは「日本はイタリアより豊かな国」と信じていたが、今はなぜ無条件に信じていたのか不思議に思っている。
「こういう点で」という明確な理由や数値を挙げられないのに、当たり前のように思い込んでいたのは妙だよね~・・・
↑内容と関係ないけど、キットカットのビターが売ってた!
70%カカオ。日本で売っている「大人の甘さ」ってのより、ずっとマジメにチョコが苦い(笑)
ビター好きなので、ちっとも甘くないキットカット、ハマります。
日本で見かけないけどなーこれ。。。
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