お引越し
プラナリアに擬態して生き延びたメダカさん
その名も《メダナリアちゃん》
黒メダカさんたちと同じ大きな火鉢に入れたら
遠慮して底の方で苔食べてる
ご飯をあげると
食べようとして上がってくるんだけれど
他の子がどっちゃんばっちゃんと食べているのを見ると
また沈んでしまう
プラナリアが犇く水槽でひとり産まれ、ひとりで育った子だから
ひとりでいる方が落ち着くのかな
そう思って
《メダナリアちゃん》を中くらいの火鉢の水槽に移し
今日からひとり暮らしをしてもらうことにした
水面に上がって来て、元気にご飯食べてます
《メダナリアちゃん》の水槽を覗きこみながら
「生まれてからの数ヶ月もの間、いったい何を食べて生き延びてきたの?」 と聞いたら
「こけ・・」 って
あぁ もう 愛おしい
さあ、いっぱいご飯を食べなさい!
今年も満開
そんなメダカの水槽には
今年もホテイソウが満開
毎日毎日新しい花が次々と咲く
見捨てられたようなプラナリアの水槽にもいっぱいの花が
あぁ もう 健気だ
みんなとっても綺麗よ!!
脱走
昨日もエアコンはつけず
玄関と猫用出入り口のある洗面所のドアを閉め、お部屋開放とした
それなのに・・
お部屋開放を忘れて
午後、アトリエの生徒がやってくるので玄関を開け放してしまった
生徒が 「魔女・・ 庭に見たこともない目の青い猫がいるよ」
え・・? と 庭を見ると
《バニャ2号》がおる・・
そのほかに当然、出禁女の《凜》も脱走しているが
《凜》はどうでもいい
慌ててアトリエを飛び出す魔女
玄関に行くと、《チャンドラ》が家に飛び込んできた
《チャンドラ》も外にいたのか!
庭の《バニャ2号》に向かって 「家に入りなさい」 と言うと
「やだ・・」 って
《バニャ2号》をそのままにして2階に駆け上り
軍団のにん数確認
ひ、ひとり足りない・・
だ、誰だ・・
《ボンネット》だ!!
《ボンネット》の名を呼びまくる魔女
ひな 「うるさいなぁ・・ 《ボンネット》ならそこにいるよ」
言われた方を見るとそこには筒型猫ハウス
それの外からは見えない一番下の段に、丸くなって震える《ボンネット》の姿が
玄関が開いていることが恐ろしくてたまらず、震えながら隠れていた
どんだけ気がちっちゃいんだ・・
そうしてアトリエに戻ると、既に《バニャ2号》の姿はもうどこにもなかった
凜は暗くなる前(暗くなって、《うっか・ちゃっか》がやって来る時間になって問題を起こすともう間違いなく永久出禁だから)に戻って来た
これ以上遅くなると魔女の逆鱗に触れることを承知しているところが憎たらしい
さて、問題は脱走した《バニャ2号》だが
放っておく
そこまでバカじゃないだろうから
お腹が減って心細くなったら戻って来るでしょ きっと
案の定、夕食時間あたりにキョドリながら戻って来たし
昨日は《アゾ》の誕生日でした
10才になるはずだった《アゾ》
昨年8月23日
夏の盛りだというのに
《アゾ》は魔女の部屋に入って来て私と一緒に寝た
毎年冬場は一緒に寝ているが
夏になんて、9年間で初めてのこと
その翌日から
《アゾ》は姿を見せなくなった
食欲が落ちているとは感じていた
《アゾ》もネバーランドに行っちゃったんだね・・
愉快な子だった
女の子なのに武士に憧れて
家を出て
行に明け暮れ
その独特のキャラから、愉快な思い出をいっぱいつくって逝ってしまった
《アゾ》、大好きだよ
《アゾ》のいない初めての冬を魔女はひとりで寝たんだよ
どんなに淋しかったかわかる?
昨年7月20日、9才のお誕生日には堂々の記念撮影をし
一生懸命に 『はっぴばーでー ちゅ~る♪♪』 の歌を歌っていたね
可愛い《アゾ》
いつかまた逢おうね
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