臨む姿勢
19.地沢臨
臨は高い視点から下を俯瞰すること、
統治や支配と言う意味もあり、君臨はこの
意味から来ています
高い視点で見れば、壁で見えなかった先が
見えたり、先に道が見えたりと、
低い視点で見ていた時は絶望にしか感じな
かったことが、少し頑張れば、希望が出てく
る、うまくいくと感じられるようになります
希望が出てくれば、エネルギーが高まり、
運気も高まります
ただ油断大敵で、気持ちの高まりは、
グズグズしていると、すぐに冷え込み行動が
できなくなります
鉄は熱いうちに打てということばがあるよ
うに、気持ちが高まった時は積極的な姿勢で
臨んでいけば運が開けるのだと読み解くこと
ができます
<上卦 地(柔):起 陽>
上卦の地は、受容、堅実、忍耐という意味
があります。
現状をしっかり受け入れた上で、しっかり
と大地に立ち、これからの展開に希望を持っ
て臨むことが大切です。
臨むためには視点を高くして、目の前ばか
りのことばかりでなく、その先の展開を見た
うえで臨んでいくと良いでしょう
心配しなくとも、前へ進みさえすれば、
必ず、希望へ繋がる道は見つかるはずです
しっかりと、堅実に、地道に諦めず、
臨んでいく姿勢を貫きましょう
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